A luminous blue flash moonstone glows in the center of this sophisticated Art deco platinum mounting adorned with tiny rose cut diamonds twinkling like stars.
A dreamy combination of stylish Art deco style and celestial beauty such as this comes around once in a blue moon…
Art Deco Blue Moonstone Ring, circa 1920.
このところそのひんやりとした涼感に惹かれて思わず
手に取る頻度が増えたアールデコの
ブルームーンストーンリング。
現代のジュエリーでもムーンストーンは人気の石ですが
アンティークジュエリーに用いられているムーンストーンの
美しさは又格別のような気がします。
透明な水晶珠を思わせる山高のカボションの石の中に
ふわりと浮かびあがるロイヤルブルーの諸相を
プラチナの台座に散りばめられた星屑のような
あえかな輝きの極小のローズカットダイヤモンドが
引き立てています。
19世紀後期の唯美主義の作家オスカー・ワイルドは
戯曲『サロメ』の中でサロメの義父エロド王の
台詞の中でムーンストーンについて
台詞の中でムーンストーンについて
『月とともに色を変え、日に当たれば蒼ざめる・・・』
と描写していますが、月を意味するラテン語”Luna"から派生した
形容詞 ”lunatic”(狂気じみた)に表されるように
蒼白い月影を映し出すムーンストーンは静けさの中に
どこか狂気をはらんだ美しさを秘めているようです。
あと二月ほどつづく寝苦しい熱帯夜。
ブルームーンストーンの幻想的な蒼い光が
誘う真夏の夜の夢はどんな夢でしょうか・・・
お問い合わせは下記メールアドレスまでお願い致します。
salon.victorianbox@gmail.com
Please feel free to contact us: salon.victorianbox@gmail.com
Instagram:@ferronniere