Typically from the 1930s, these organically styled earrings are reminiscent of wings when worn.
Set on platinum-topped gold, the design incorporates single cut diamonds which envelop a central
old european-cut diamond. Sleek and exotic, perfect to light up sophisticated modern girls.
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1930年頃に製作されたと思われるswirl(スワール:渦巻き)と呼ばれるデザインのピアス。
アールデコ後期の30年代に特徴的なこの”くるりん”とした有機的な意匠は
一見ちょっと不思議なかたちで中々手に取る方が少ないのですが、耳たぶに沿って付けると
小さな翼が耳元に舞い降りたように見え、デザインがくっきりと際立ってきます。
無駄のない線で描かれたダイヤモンドの翼はコルセットに象徴されるヴィクトリア時代の
くびきから解放され、社会に出て自ら働き男性に伍してスポーツや葉巻をたしなむように
なったモダンガール達の軽やかな”飛翔”を象徴するかのよう。
私自身もなかなか気付かなかったこのピアスの良さに開眼させてくれたのはロンドンの女性ディーラーさん。
大粒ダイヤモンドを連ねたベルエポックのロングチェーンにトータル5ctはありそうな迫力のダイヤの
トワエモアリング。。。日本では中々お目にかかれないマダムなジュエリーコーディネートで
いつも目を楽しませてくれる彼女が昨年末にサロンに立ち寄ってくれた際に合わせていたのが
いつも目を楽しませてくれる彼女が昨年末にサロンに立ち寄ってくれた際に合わせていたのが
同じアールデコ後期に作られたスワールピアスでした。
齢を重ねてアッシュシルバーが時折混じるベリーショートの耳元に添えられたダイヤモンドの翼は
一筋縄では行かない大人のスウィートネス。絶妙の甘辛バランスに”格好良い。。。。”
と目から鱗がぽろぽろと取れた次第です。
彼女のピアスは耳たぶをほぼ覆い尽くす流石の迫力!の大きさでしたが、サロンに滞在中の
この写真の翼ピアスは耳元に品良く収まる絶妙な大きさ。
指の第一関節に収まってしまう位のコンパクトな面積にぎっしりとすきま無く
敷き詰められたダイヤモンドが動きにあわせて上質な白い光を振りまきます。
ルーペで覗くと良く分かる細かなミルグレインや裏から見るとシェルの断面のようにも
見える完璧な裏抜きの細工は一流の職人の手の証。
そろそろどなたかの耳元に羽ばたいてほしい、洗練されたアールデコの美人ピアスです。
★こちらのピアスはご売約いただきました。ありがとうございます★
上の写真は1934年にベルペロンによって製作された同様のswirlデザインのピアス。
(当店の翼ちゃんはこれほど巨大ではありませんが、雰囲気はお分かりいただけるかと)
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